お話の続き。
〝コンコン…〟
ん??「はーい。」
「お部屋菓子をお待ち致しました。」
あ!!
部屋に夢中になるあまり、すっかり忘れていて、
ここでハッとなる方が多いようです。笑
お部屋菓子をお持ちすると
まだ鞄を背負ったままの方もいらっしゃったりします。
〝座らずに沢山お部屋の中を見てくださったんだなぁ〟と
嬉しくてついニヤニヤとしてしまいます。
「手作りのキャラメルパウンドケーキと
淡路島特産の枇杷茶でございます。」
チェックイン後、
10分以内ぐらいのお時間にこぞらの焼菓子を
お部屋までお持ちしております。
これが風のへやと月のへやの、おへや菓子です。
オープン当初は、
無農薬のレモンのパウンドケーキでしたが、
今はキャラメルのパウンドケーキをお出ししています。
もしかしたら、季節によって
また変わるかもしれませんよ〜
枇杷茶は、
恐らくみなさん馴染みがないかもしれませんが、
すっきりとした後味がクセになる、そんなお茶です。
実は、淡路島は食料自給率が100%を超えていて
あらゆる特産品があります。
枇杷もその内の一つ。
枇杷茶の色は、実と同じオレンジ色で、
苦味もありません。
実は枇杷の葉は古来より、
煎じて飲まれたり、お風呂に入れたりし、
健康や美容に作用があると言われてきました。
この枇杷茶の味と、
パウンドケーキの甘さの相性がたまりません。
最高の3時のおやつです。
そして、このかわいい器。
以前にご紹介したこともある淡路島の南にある窯、
樂久登窯さんの器です。
器一つで、空気感も味も変わるものです。
窓を開けてようやくホッと一息。
あっと言う間にペロッと食べてしまいます。
「ごちそうさまでした。」
続きは次回。