森の宿の物語 > 1話:〝風のへや〟と〝月のへや〟

「森の宿」


それは、こぞら荘にある3組様限定のお宿。


森の宿には、〝風のへや〟と〝月のへや〟
そして離れのおへや〝木漏れ日〟がある。

これは、風と月のおへやのお話。

それは、この看板から階段を13段登った先にある。


左の部屋が、風のへや。
右の部屋が、月のへや。

どちらも珪藻土の壁に
アンティークの机やライト、棚が置かれている。

両部屋の家具は似ているけど、
アンティークの物なので少しずつ違いがあるんです。

大きさや色、形、傷・・
その違いもお楽しみいただけます!


なんといっても、階段を登った先、
お部屋を開ける瞬間のワクワク感はたまりません。

当初は、お部屋までのご案内を考えていたのですが
やっぱりこのワクワク感は
〝お客様だけで味わっていただきたい!〟と思い
山の上の雑貨店でチェックインをし、
ご案内をするというスタイルはなくしました。


さて、あけるか。


扉を開けた瞬間
ふわっ〜といいにおいが香る。

木の匂いのような
植物の香りのような
決してきつくなく、ふんわりとかおる。

これは、淡路島と東京を拠点に活動される
IZUMI KAN(@izumi_kan )さんに
特別に森の宿限定につくっていただいている香りなのです。


たまらなく、いい香り・・

「この香りを持って帰りたい!」
そんなお言葉もいただいているので

いつの日か、皆様にお届けできるように
なんてことも検討しています。

じゃあ、入りますか。

続きは次回。



ー追記ー

こぞら荘がオープンして1ヶ月、
新型コロナウイルスの感染拡大によって
こぞら荘もお休みをすることになりました。

結果、このあと50日間お休みをすることになるのですが
その間、まるで森の宿に訪れているような、
少しだけ垣間見するような、
そんな気分を味わっていただけたらと、
SNSでお宿の中を少しずつご紹介しておりました。

ぜひともこのお話を読み物として残して欲しい。
そんなありがたいお言葉をいただきましたので
こちらに残すことにしました。

続きを読んでいただいても、
気になる部分だけを読んでいただいても
かまいません。

少しだけ皆さんに〝ワクワク〟をお届けできたらと思います。