森の宿の物語 > 20話:星と月

お話の続き。


ブォォォォォ…

ようやく髪の毛を乾燥させた。

少し暑くなったので、
お部屋のバルコニーへ出ることにした。


ふと、空を見上げて驚いた。

満点の星空に、綺麗な月。


これは何時間でも見ていられる。


写真は、いつかの月。
撮ったのは、夜中ではなく、暗くなってすぐ。

皆さんは最近ゆっくり星を、月を、
見たことがありますか?

昔はよく見ていた星や月、
大人になるにつれ見る機会が少なくなりますよね。

もしくは、街で働くようになって、
見上げても見えないなんてこともありますよね。

いくつ歳をとっても
やっぱり星や月は美しいと感じるものです。

ぜひ、夜は、バルコニーで
空を眺めていただきたいのです。


そして、ご存知の通り、
月が大きい時は、光が多いので
星はあまり見えない。

月が小さい時は、光が少ないので
星がよく見える。

実は、お部屋には
月の満ち欠けカレンダーをご用意しております。

その日の月の大きさは、
そのカレンダーが教えてくれるのです。



..あぁ、落ち着くなぁ。

時計を全く見てなかったが
実はもう深夜0時をまわっていた。

あんなに早くにチェックインしたのに
気付けばあっという間に時間が過ぎていた。

楽しい時間はあっという間とよく言うが
こう言うことだ。


ようやく布団に入ることにした。

ベッド横のライトだけがぼんやりと灯る。

さぁ、明日は朝、
もう一つのコーヒーをいれて…

そう目を閉じて想像しているうちに
眠ってしまった。

アラームもかけずに。


〝楽しい時間はあっという間〟

明日の朝、
もっとあっという間に時間が過ぎることを
まだ知らない。


こうして夢の中へいくのであった。


続きは次回。