森の宿の物語 > 12話:いざ、山の上の雑貨店へ。

お話の続き。


カランカラン…

!!!!!

扉をあけてすぐに、ハッとする。


チェックインの時には気付かなかったけど
入り口には樂久登窯さんの器が!!!

この数分、
お部屋で樂久登窯さんの器に触れた事で
器を見た瞬間に判るようになっていたのだ。

やっぱり素敵だなぁ、
そう思いながらお店の中を歩く。


食器やグラスをはじめ、
調理道具や清掃道具などの昔からある暮らしの道具、

あらゆる場所に鏤められたカゴ、

淡路島の手土産、

そして、革製品や和紙の財布、レターセット、
マスキングテープなどの作家さんの作品。

見ているだけでワクワクする。


店内の真ん中の天井が低くなっていて
まるで、ふた部屋あるような感覚になる。

その奥の部屋にいくと、
がらっと雰囲気が変わる。


オリジナルの衣服〝私と僕〟のシャツやワンピース、
作家さんのアクセサリーなどが置かれている。


そして気付く。
…あれも、これも、見覚えがあるぞ!?


そう、山の上の雑貨店には
森の宿のお部屋に置いてあるものが
たくさん取り揃えられているのです。


今見ただけでも、樂久登窯さんの器以外に、
○お部屋で履いているバブーシュ
○なるとオレンジのサイダー
○珈琲を飲む時に使った真鍮のスプーン
○お部屋の鍵の木のキーホルダー
○お部屋の玄関にあった花瓶
○和紙のティッシュケース
○ネクタイさんの〝みかんの木〟の絵本

を見つけてしまった…


そう、森の宿にご宿泊いただいた皆さんには
こぞら荘が提案する衣食住を体感していただきたい。

だから、お部屋にご用意するものにもこだわり、
それを実際に使っていただき、五感で体感して頂き、
実際にそのものが雑貨店で手に入るようにしています。


雑貨店は、17:30まで営業していますので、
このようにチェックイン後も見ることができますし、

朝も10:00からオープンしていますので、
11:00のチェックアウトまでの時間に見ることもできます。


あっ!忘れていた。
あまりにもゆっくり見すぎて、
おやつの方に行くのを忘れていた…

山の上の雑貨店へはまた明日の朝に行くことにしよう!

とりあえずお店を出て
目の前の「こぞらのおやつ」へ。


お、こっちは引き戸か。

ガラガラ…


続きは次回。